GOLD (B'zの曲)
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「GOLD」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』 | ||||||||||||||||
B面 |
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リリース | ||||||||||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||||||||||
ジャンル | ||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | Rooms RECORDS | |||||||||||||||
作詞 | 稲葉浩志 | |||||||||||||||
作曲 | 松本孝弘 | |||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「GOLD」(ゴールド)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。2001年8月8日にRooms RECORDSより32作目のシングルとして発売された。
概要
[編集]前作「ultra soul」が「動」であるのに対し、本作は「静」という意味が込められている[2]。
ジャケット写真は、ロゴの形に合わせてライン・ストーンを貼り、クロス・フィルターを使用して撮影したもの[3]。
前作『ultra soul』と同じくオリコンチャートで2週連続1位を獲得した。
収録曲
[編集]全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「GOLD」(ストリングス&ホーンアレンジ:池田大介) | |
2. | 「ultra soul 〜Splash Style〜」 | |
3. | 「まっかなシルク」 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- GOLD
- ストリングスを全面的に出したバラードナンバー。オーケストラのインストから始まる[4]。前作「ultra soul」と同様に『世界水泳福岡2001』大会テーマソングであり、その『世界水泳福岡2001』のために書き下ろされた楽曲。制作にあたってタイアップ先からは、「ultra soulで盛り上げていただいているので、次は表彰式にふさわしい劇的な曲を」というリクエストがあったとのこと[5]。
- 2023年のインタビューで「すぐに作詞できた曲はありますか?」という問いに対し、稲葉は本曲を上げている。先に世界水泳のテーマ曲となった「ulrta soul」が「本番に向けてのアスリートの気持ちを想像して書いた」と前置きし、その後に制作した「GOLD」は「urtra soulの対」「裏と表」「試合前と試合後」のようなノリで作詞が進められたため、書きやすかったと振り返っている[6]。
- 12thアルバム『GREEN』には未収録となり、バラード・ベスト・アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』でアルバム初収録となった。
- MVは『B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN"』を行っていた札幌ドームで撮影され、ライブに関わるスタッフにスポットを当てたものとなっている[7]。
- 音楽番組では『ミュージックステーション』で2回披露された。
- 同年のアルバムツアー『B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN"』(ドーム公演)で未発表曲として演奏された。2001年に行われた『B'z LIVE-GYM in Hong Kong 2001』以降長らく演奏されていなかったが、2013年に行われた『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』で約12年ぶりに演奏され、2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay3でも演奏された[8][9]。
- ultra soul 〜Splash Style〜
- 前作「ultra soul」のアレンジバージョン。
- 1番はほぼアコースティックバージョンとなっており、2番から原曲通りエレクトリック・ギターが加わるが音量はかなり抑えられている。
- また間奏ではサンプリングの使用や新たなパートの追加、さらに本来のギターソロが削除されアウトロに新たなソロが追加されるなど編集された箇所も多く、アコースティック・ギターのサウンドをメインとしたリミックス作品といった趣向となっている。
- まっかなシルク
タイアップ
[編集]- テレビ朝日系『世界水泳福岡2001』大会公式テーマソング(#1)
参加ミュージシャン
[編集]- 松本孝弘:ギター、作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、作詞・編曲
- 池田大介:ストリングス&ホーンアレンジ(#1)
- 山木秀夫:ドラム(#1)
- 黒瀬蛙一:ドラム(#3)
- 中村“キタロー”幸司:ベース(#1)
- 明石昌夫:ベース(#3)
- 小野塚晃:アコースティック・ピアノ(#1)
- 篠崎Strings:ストリングス(#1)
- TAMA MUSIC:ホーン(#1)
収録アルバム
[編集]GOLD
ライブ映像作品
[編集]GOLD
- B'z The Best "ULTRA Pleasure"(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN-
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 後に稲葉のソロ曲「TRASH」「あなたを呼ぶ声は風にさらわれて」でも使用された。
出典
[編集]- ^ 「GOLD ALBUM他 認定作品 2001年8月度」『THE RECORD』No.503、日本レコード協会、2001年10月、12頁。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、156頁。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、137頁。
- ^ “B’z 大会の感動シーンはこの曲で”. オリコン ENTERTAINMENT SITE. オリコン株式会社. 2001年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月20日閲覧。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、78頁。
- ^ 蔦谷好位置 (25 March 2023). 【蔦谷好位置①】稲葉浩志との音楽対談 / B’z誕生のきっかけ /稲葉がボーカルになったきっかけは掛け声の高さ?【J-WAVE・WOW MUSIC】 (ラジオ番組). MUSIC FUN!. 該当時間: 9m44s. 2024年8月16日閲覧。
- ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。
- ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day3」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2020年11月21日閲覧。
- ^ “B'z、無観客配信ライブ『Day3』 "道は違っても ひとりきりじゃないんだ" 今だからこそより響くメッセージ”. SPICE (イープラス). (2020年11月20日) 2020年11月21日閲覧。
- ^ “MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「スカイセンサー」の項)”. エムアールエム. 2019年11月24日閲覧。